女性の労働力率

労働力率とは、15歳以上の民間非施設入所者のうち、雇用されているか、または積極的に求職している人の割合をいう。日本では,女性の労働力率は男性の労働力率に比べ低い。2000年以降、男女とも労働力率は低下している。女性の労働力率は、2000年の64.9%から2005年には62.8%に低下している。男性は79.8%から77.0%に低下している。

就業率
就業率とは、15歳以上の民間非施設入所者のうち、就業しているか、積極的に求職活動をしている者の割合をいう。女性の就業率は、2005年には53.男性の就業率は、2005年において76.

失業率
失業率とは、全労働力人口に占める失業者の割合である。2005年の女性の失業率は4.5%であり、2004年の5.6%から1.1ポイント低下している。男性の失業率は2.6%であり、2004年の3.9%から2.3ポイント低下している。

従業員数
2005年の日本の就業者数は、女性880万人、男性1170万人であった。男性従業員数は前年度に比べ2万8千人増加し、女性従業員数は5万人増加した。

職業別分布
2005年の全従業員のうち、女性が占める割合は約半分である。このうち、最も多いのは事務員(女性:20.1%、男性:9.8%)である。その他、販売員(女性:12.8%、男性:14.9%)、サービス業(女性:13.0%、男性:16.5%)、飲食サービス業(女性:6.3%、男性:8.2%)が主なグループであった。

雇用の安定
雇用の安定性とは、労働者が近い将来に仕事を得られるかどうかの確実性の度合いを指す。2005年、女性の雇用安定率は55.9%であり、2004年の57.3%から低下している。男性の場合は69.9%で、2004年の71.8%から低下している。

労働時間
労働時間とは、1週間あたりの平均労働時間のことである。2005年の女性の平均労働時間は34.5時間であり、2004年の35.0時間から減少している。男性の平均労働時間は37.3時間で、2004年の39.0時間から減少している。